新緑の木々に囲まれた、石の多い沢のほとりの風景

OUR ACTIVITIES

事業・活動紹介

森を知ることから、未来を守ることが始まります。

どんぐりの森は、調査、手入れ、観察、活用を通して、人と野生動物がともに安心して暮らせる里山を目指しています。

INTRODUCTION

森を知り、手を入れ、未来へつなぐ。

森は、同じ姿のままではありません。季節とともに変化し、そこに暮らす生きものや、人との関わりによって少しずつ表情を変えていきます。

私たちは、森で起きていることを丁寧に見つめ、その場所に必要な活動を考えます。調査すること、手入れをすること、自然の魅力を伝えること、森から生まれた資源を生かすこと。どの活動も、未来の森へつながる大切な取り組みです。

FOREST CONSERVATION

森に必要な手を入れ、命が巡る環境を整える。

里山は、人が自然と関わりながら守り育ててきた環境です。手入れが届かなくなると、草木が密生し、散策や観察が難しくなるだけでなく、人里と野生動物の境界も見えにくくなります。

どんぐりの森では、森の状態や季節を確かめながら、下草刈り、幼木周辺の除草、散策路の整備、植栽などを行っています。自然を一方的に整えるのではなく、その場所で育つ植物や生きものに配慮し、必要な範囲へ丁寧に手を入れます。

活動例

  • 下草刈り・ササ刈り
  • 幼木周辺の除草と植栽
  • 散策路・見晴台周辺の整備
  • 毎木調査と森林更新に向けた作業
  • 倒木・枯れ枝への対応
ヘルメットをかぶり、背の高い木々の森の中に立つ人の後ろ姿
開けた林間に丸太のベンチが置かれた場所

WILDLIFE RESEARCH

見えない森の暮らしを、記録から知る。

森にどのような野生動物が暮らし、いつ、どこを通っているのか。人が森を歩くだけでは分からない姿を知るために、定点カメラを活用した調査を行っています。

撮影された画像を確認し、動物の種類や出現回数を記録することで、森の環境や生きものの変化を見つめます。調査で得た情報は、森の手入れや安全な活動、人と野生動物の関係を考えるための基礎になります。

活動例

  • 定点カメラの設置
  • 撮影画像の回収・確認
  • 動物の種類と出現回数の記録
  • 季節や場所による変化の観察
  • 入山時の安全確認への活用
草地で草を食べる、白っぽい毛の動物
笹の茂みの中に立つキツネ

COEXISTENCE

人にも、野生動物にも、安心できる距離を。

自然に近い地域では、人の暮らしと野生動物の生息地が隣り合っています。大切なのは、どちらか一方を遠ざけることではなく、互いの領域を知り、不要な接触や事故を減らす環境を考えることです。

道路沿いや小屋周辺の藪を整え、見通しを確保することも、その取り組みの一つです。森を守る活動と、人の安全を守る活動を分けず、双方が安心して暮らせる里山を目指します。

活動例

  • 人里に近い場所の環境確認
  • 道路沿いや活動拠点周辺の見通し改善
  • 定点カメラ記録の活用
  • 野生動物への正しい理解を広げる発信
  • 活動時の安全確認
草地に立つ二頭の動物
「野生動物保護区 NPO法人どんぐりの森」と書かれた看板

NATURE LEARNING

見つける喜びを、森を知る入口に。

季節の花、昆虫、野鳥、森に残された生きものの痕跡。自然の中には、立ち止まり、目を凝らすことで初めて出会えるものがあります。

自然観察会や日々の記録を通して、森の変化や生きものの営みを伝えます。名前を覚えることだけを目的にせず、自然への驚きや疑問を、森を大切に思う気持ちへつなげていきます。

活動例

  • 季節の植物や昆虫の観察
  • 野鳥・野生動物の観察
  • 自然観察会
  • 夜間の森の観察
  • 活動記録による情報発信
木の幹にとまるクワガタムシ
木々が重なり、小道と林床まで見渡せる森の風景

FOREST RESOURCES

森から生まれたものを、次の役割へ。

手入れの中で出る枝や木材も、捨てれば終わりですが、工夫することで新しい役割を持たせることができます。森の恵みを使い切り、活動へ還していく循環を考えます。

現在行っていること

ヘルメットをかぶり、丸太を製材機で切る人
軽トラックの荷台に積まれた薪用の丸太
  • 枯れ枝を活用した炭づくり
  • 薪づくり
  • 伐採木の製材
  • 見晴台など活動地で使用する木材への活用

これまでの活動では、森の手入れで生まれた枝や木材を、炭、薪、活動地で使う材料として活用してきました。森の外へ持ち出して終わりにせず、その場所で生かせる方法を考えています。

構想段階

これから目指すこと

  • 木工品などへの循環利用
  • 地域の作り手との連携
  • 森の保全活動を支える仕組みづくり

今後は、木材の状態や安全性、制作体制を確認しながら、木工品などへの活用も検討します。

※ 現時点では構想の段階であり、実施済みの事業や販売中の商品ではありません。

CONNECTION

すべての活動は、ひとつの森につながっています。

  1. 木々の間の地面に紫色の花が咲く森

    知る

    調査と観察を通して、森と生きものの現在を知る。

  2. 手袋をはめて丸太を加工する手元

    整える

    その場所に必要な手入れを考え、安全で豊かな環境を育てる。

  3. 森の中を歩く人たちの後ろ姿

    伝え、つなぐ

    活動で得た気づきと森の魅力を分かち合い、次の世代へつなぐ。

ACTIVITY RECORDS

森の今を、記録しています。

日々の作業、自然観察、定点カメラに映った生きものなど、活動の詳しい様子は既存の活動記録サイトでお伝えしています。

詳しい活動記録を見る(外部サイトが新しいタブで開きます)

森に関わることから、未来が動き始める。

活動に参加すること、会員や寄付として支えること、森のことを知り誰かに伝えること。あなたにできる関わり方が、未来の森を育てる力になります。